昨日、「海に眠るダイヤモンド」という映画を視聴し、その中で懐かしの「ラムネジュース」が出てきました。
ラムネジュースは100年以上にわたり販売され続けている老舗商品であり、明治時代から存在します。
ラムネジュースの栓には当時コルクが用いられていましたが、コルクを抜くと同時に炭酸が漏れ出てしまうというアクシデントが後を絶たなかったため、のちにガラス玉を入れて炭酸の漏れを内部から防ぐように改良されました。
ガラス玉が飲み口を塞ぐことによってシュワーっと噴き出る炭酸の逆流を食い止め、炭酸を底に沈澱させるという仕組みになっています。
横に揺らすとカランコロンと音が鳴るため、世代の人は聞き馴染みがあるのではないでしょうか。
次に紹介するのが金平糖。
金平糖も歴史の古いお菓子であり、一説によると戦国時代からルーツが存在したそうです。
金平糖を見るといつもギザギザな突起物が生えてますよね?それも細かく。
あれは金平糖の製造過程におけるザラシに糖蜜をかけるという作業から生じるものであり、いまだにその原理は解明できていません。
これだけ長く歴史があり、普通に土産品や観光品としても売られているのに金平糖のギザギザの突起物が生えてくる原理が解明できていないというのはミステリーな感じがしますよね・・
最後にうまい棒。
もはやうまい棒を知らない日本人はいないのではないか?と思わせるほどメジャーな看板商品となっていますが、うまい棒の筒の真ん中に穴が空いている理由を知っている人は意外にも少ないのではないかと思います。
これは製造中意図的に開けるものであり、焼成中に均等に火が通るよう中央に穴を開けることで熱の通りをよくするというもの。いわゆる熱のムラつきを防ぐための工夫なんですね。
ということで、ちょっとしたお菓子3選のトリビアでした。